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  1. Home > [おでかけ] > 滋賀の城跡ロマン探訪 vol.6

2023年5月19日

滋賀の城跡ロマン探訪 vol.6

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滋賀の城跡ロマン探訪 vol.6

かつて琵琶湖畔に築かれた膳所城。城は消滅したものの、いくつかの城門が周辺の寺社などに移築され、今も現存します。専門家と膳所城の歴史を振り返りながら、旧膳所城下町に残る城の遺構や膳所藩ゆかりのスポットを巡りました。

今回案内してくれたのは
公益財団法人滋賀県文化財保護協会
木下義信さん・堀真人さん・山口誠司さん・小林裕季さん

滋賀県内で文化財の発掘調査に取り組み、講演会などを通してその価値と魅力を発信

湖に突き出た美しい膳所城

日本三大湖城の一つに数えられる膳所城は、4重4階の天守を持つ本丸と、二ノ丸が琵琶湖に突き出た美しい水城だったとか。関ヶ原の戦いに勝った徳川家康が、翌年の1601年に激戦地となった大津城を廃して新たに築城。城づくりの名手といわれた藤堂高虎の設計とされます。

天下普請で最初に築城、明治になって最初に廃城

膳所城は、江戸幕府が諸大名を動員して工事にあたらせた天下普請の最初の城でもあります。「東海道と琵琶湖の水陸交通を押さえ、瀬田の唐橋を管理する役割を担いました。京への東の入り口の守りとして、家康が築城に力を入れたことが想像できます」と堀さん。

初期を除いて、本多氏が代々城主を務めたこの城は幕府終末まで続きましたが、明治新政府へと時代が移るといち早く解体されることに。山口さんは「湖中の石垣の修理に費用がかかるなど維持が難しく、本多氏が新政府に廃城を願い出たとされます」と取り壊しの理由を挙げます。

城があった場所は今では膳所城跡公園として整備され、遺構はほとんど残っていませんが、旧膳所城下町の中に城の移築門が点在。膳所城に思いをはせながら散策が楽しめます。

①膳所城跡公園

近江大橋西詰の南側に位置する公園。江戸時代、湖と空の青い空間に浮かぶ城はどんな姿だったのか想像してみては

②篠津神社

旧膳所城の北大手門を移築した門は国指定重要文化財。内側から見ると特徴的な「高麗門」という形で、三つの屋根がコの字型に架かっています

③和田神社

境内にある大人4人がかりでやっと囲めるほどのイチョウの巨木は、関ヶ原の戦いで敗れた石田三成が護送の途中でつながれたという伝説が。入り口には旧藩校「遵義堂」から移築した門があります

旧東海道が真ん中を貫く旧城下町

今回は、京阪「膳所本町」駅を出発、南北に走る旧東海道を中心に旧膳所城下町を歩き、同「瓦ヶ浜」駅に到着する約3kmを散策しました。しばらく歩くと、木下さんがあちこちで2次元コードのシールが貼ってある街灯を発見。スマートフォンで読み取ると、付近の膳所城ゆかりの遺構や寺社の情報が表示されるので、散策の際に利用してみては。

立派な城門を移築した神社の風景が独特

目を引いたのは、風格漂ういくつもの門。とりわけ、旧膳所城から各神社に移築された城門が印象的。「(大きな神社の楼門などは別として)門を構える神社は少ない」と小林さんから聞き、「なるほど鳥居と門が一緒に立つ風景は独特だな」と気付きました。

また「ここは武家中心に栄えた町で、東海道沿いにのみ町人が暮らし、その両側に多くの武家屋敷が並んでいました」と山口さん。今も旧東海道沿いに古民家が、少し外れた小路に旧武家屋敷の土塀がわずかながら残り、かつての面影を感じることができました。

④膳所神社

3カ所に旧膳所城の移築門を構える神社。表門は本柱とその後ろに設けた控柱を大きな屋根ですっぽり覆う「薬医門」という形で重厚。城の本丸と二ノ丸の間にあった門と伝わり、国指定重要文化財でも

瓦に見られる模様は本多氏の家紋「立葵」

⑤響忍寺

もとは膳所藩家老・村松八郎右衛門の屋敷があった場所。武家屋敷時代に使用人の居所や納屋などに利用されたという「長屋門」が残っています

⑥縁心寺

本多家の菩提(ぼだい)寺にある本多家膳所藩主の墓の一つ。広めの柵の真ん中にちょこんと五輪塔が。膳所城初代藩主かつ城主・戸田一西(かずあき)の墓も残されています

⑦若宮八幡神社

鳥居と門が前後に立つ様子が独特。門は大津市指定文化財で、城本丸の「犬走門」を移築したもの

こんなところもあります

⑧六体地蔵
城から移築したお椀倉といわれる建物に6体の地蔵が安置されています
⑨旧武家屋敷土塀
狭い小路に旧武家屋敷の土塀がわずかに見られます
⑩安昌寺
将軍暗殺の企ての疑いをかけられた尊王攘夷派の膳所藩十一烈士のうち、4人がここで切腹し、葬られたそう

伝統文化に触れるなら
「膳所焼美術館」へ

庭園を眺めながら、膳所焼で抹茶を楽しんで

江戸時代初期の寛永年間に膳所藩の御用窯を務めた膳所焼(古膳所焼)。茶人・小堀遠州の「綺麗(きれい)さび」という美意識を取り入れた茶器が多く残り、すっきりしたフォルム、黒みを帯びた鉄釉(ゆう)、細かい土を生かした薄づくりが特徴です。美術館は2階が古膳所焼の展示室、1階が企画展示室に。入館は抹茶付きで、手入れされた庭と茶室を眺めながら一服できます。

DATA
  • ■大津市中庄1-22-28(京阪「瓦ヶ浜駅」から徒歩1分)
  • ■TEL:077(523)1118
  • ■午前10時~午後4時
  • ■月・火休館
  • ■入館料/大人900円(抹茶つき)

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