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近年、投資で資産運用をする方法がよく聞かれますね。新NISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)で税制優遇するなど、政府も推奨しているよう。実際のところ、どのくらいの人が投資をしているのか、読者の〝投資〟事情について調べてみました。
※2024年4月、リビング読者にアンケート。有効回答数1020
記事協力/京都リビング新聞社
78.4%の読者が関心があるよう
資産運用の方法として、貯蓄と別に推奨されているのが投資。読者に聞いてみたところ、1020人中545人、全体の53.4%が「現在投資をしている」との回答が。さらに「していないが、したいと思っている」人は12.3%、「していない。しようか迷っている」人は12.7%と、現在はしていないものの検討している人が合計で25%。迷っている人も含め、読者の78.4%が投資に関心があるようです。
投資額では、毎月積み立てている人は1万~3万円未満が最も多く、一括投資をしている人は100万円未満に続いて、500万円以上が多い結果になりました。それぞれの方法や金額で投資をしている様子がうかがえます。
投資信託や国内企業の株への投資が多い傾向に
投資をしている人は、どんな商品を購入しているのでしょう。
読者の多くが購入しているのが、投資信託でした。資産運用のプロである運用会社(ファンド)に資金を託して運用してもらうというもので、ファンドによっては100円と少額から投資できることが特徴です。続いて多かったのが、国内企業が資金調達のために発行する株式。企業の業績や景気、投資家の売買の状況などに影響されて変動する株価をチェックしながら取引します。その他の回答では、金(きん)や不動産などに投資をしているという人もいました。
投資商品一例
- 投資信託
- 運用会社が投資家に代わって運用を行います。投資対象となるのは、国内外の株式や債券、不動産ほか。
- 国内株式・外国株式
- 日本/外国の企業が発行する株式を売買します。配当金や株主優待などがもらえる場合も。
- 国内債券・外国債券
- 国や自治体、企業/外国政府が発行する債券。購入すると定期的に利子が支払われ、償還されると(※1)額面金額(元本)が返却されます。
(※1)満期と同じ意味 - 外貨預金
- 外貨で行う預金。引き出し時の損益は為替変動に影響されます。
- 暗号資産(仮想通貨)
- インターネット上で通貨のような機能をもつ電子データ。代金の支払いや「円」などの法定通貨と交換できます。