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今年の春夏トレンドは、花柄。大人世代が花柄を選ぶときのポイントや、コーディネートのコツをスタイリストに聞きました。
イラスト/今井有美 記事協力/京都リビング新聞社
「花柄の中でも、レトロな雰囲気の〝ビンテージフローラル〟がはやっています」
教えてくれたのは、パーソナルスタイリストの和田昌子さんです。
平成の花柄アイテムは鮮やかで明るい配色、デジタルプリントに適した精密な模様、光沢のある素材が定番でした。一方、ビンテージフローラルは「花の模様は手書き風で、色あせたような色調や、くすみカラーでまとめられています」と和田さん。SDGs(※)への関心から、時代を超えた美しさを象徴する柄のひとつとして注目されているそう。
「上品で落ち着いた柄なので、40代以上の大人の女性も取り入れやすいと思います」とか。
この機会にチャレンジして、春のお出かけを楽しみませんか。コーディネートのコツを教えてもらいました。
※持続可能な開発目標
一口に〝ビンテージフローラル〟といっても、バリエーションは豊富。大人世代がいろいろなファッションアイテムを選ぶとき、どんなところをチェックしたらよいか、教えてもらいました。
使われている色数が少ないほど、シンプルで上品な印象に。3色以内で、ベースは落ち着いた色合いがおすすめです。特に花柄初心者は、手持ちの服と同系色でそろえてみて。
大人っぽさと華やかさのバランスがよい、中〜やや大きめの柄がおすすめです。大花柄は華やかですが、フォーマルな場には不向き。小花柄は幼さや甘さが強調されます。シーンによって使い分けを。
模様の画風で、印象も変化。線画風は落ち着いた印象、水彩風はきれいで優しい印象に。花以外に草木が描かれたボタニカルなものは、ナチュラルで大人っぽいコーディネートにおすすめです。
リネン、コットン、シルクなどの自然素材は、カジュアルやナチュラルなコーディネート向き。シフォン、レーヨン素材はしなやかさを出したいときに。光沢が強すぎないものを選びましょう。