【高島市】湖西で開催の「SAWAMURAマルシェ」に行ってきました☆
工場見学は〝ものづくり〟の現場を体感できる貴重な機会。子どもたちに人気ですが、滋賀には大人も心躍るスポットが多数あります。この秋は、大人の知的好奇心を満たす工場見学に出かけてみませんか。
見て、知って、味わえば
もっとビールが好きになるかも
- ツアーガイドの説明を受けながら仕込み室へ。この工場で製造された製品は、主に関西・北陸エリアへ出荷されています
- 麦芽とホップを見て触ることができる素材コーナー。麦芽は試食することもでき、意外な味わいに驚く人もいるとか
ビールや発泡酒、新ジャンルなど10種類以上を製造する「キリンビール滋賀工場」では、一番搾り麦汁だけをぜいたくに使った「一番搾り生ビール」のこだわりを知ることができます。まずはオープニング映像を観賞。素材コーナーでは、ホップの香りをかいだり、麦芽を試食したりと、ビールのもととなる甘みや香ばしさを体感。その後も一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べや、発酵タンクをイメージした空間に入り、発酵の様子を楽しむ体験など、五感を刺激するさまざまな仕掛けが。最後は、セミナーとお待ちかねのテイスティングタイム。工程を知ってから飲むと味わい深く感じて、よりビールが好きになりそう。工場見学限定のアイテムがそろうショップもチェック。
- 見学後はブルワリードラフトマスターが注ぐ「一番搾り生ビール」1杯と、3種の一番搾りシリーズを試飲。お酒が飲めない人には清涼飲料の用意も
「キリン一番搾り おいしさ実感ツアー」
- キリンビール 滋賀工場/犬上郡多賀町敏満寺1600
- TEL:0749(48)2810
- 見学時間/午前10時30分~、午後1時30分~(所要時間/約80分 ※工場見学55分、テイスティング25分)
- 月休(祝は営業、翌平日休)
- 定員/最大25人(1人から申し込み可能)
- 料金/1人500円(20歳以上) ※19歳以下は無料
- 前日までに要予約
- https://www.kirin.co.jp/experience/factory/siga/
買い物ついでに自由に見学
「生八ッ橋」づくりの体験も
- 2階の生産ラインの見学は自由ですが、団体の場合は店長の室谷さんが案内してくれることも。現在は、季節限定商品「秋の夕子」も製造中
- ニッキや抹茶味など、多彩なあんを包んで自分の好きな形に作れる「生八ッ橋夕子 手作り体験」。生地から作るので、大人も一緒に楽しめそう
滋賀と京都の境にある「井筒八ッ橋本舗 追分店」の2階では、予約不要・無料で「あん入り生八ッ橋夕子」の生産ラインを見ることができます。生地を薄くのばしてカットする成型から、パック詰め、フィルム包装されるまでの製造工程をガラス越しに見学。12月初旬までは栗あん、芋あん、柿あんといった「秋の夕子」の製造工程を見られるチャンスです。お菓子好きの人には、「生八ッ橋」の生地作りから挑戦できる「生八ッ橋夕子 手作り体験」(有料)がおすすめ。バラエティーに富んだあんを包んで〝オリジナルの夕子〟が作れますよ。1階は、八ッ橋だけではなく滋賀・京都のお土産がずらり。試食とともに、買い物も楽しんでみては。
- 「あん入り生八ッ橋夕子」は、水上勉の代表作「五番町夕霧楼」の主人公・夕子にちなんで名付けられたとか
「あん入り生八ッ橋夕子 工場見学」
- 井筒八ッ橋本舗 追分店/大津市横木1-3-3
- TEL:075(502)2121
- 見学時間/午前9時~午後4時(季節によって変更あり)
- 工場ラインは水日休
- 料金/無料
- 予約不要(団体は要相談)
- 生八ッ橋夕子 手作り体験:所要時間/約1時間、定員/2~44人、料金/1人1320円、前々日までに要予約
- https://www.yatsuhashi.co.jp/shop/shop07.html
近江牛の加工工程を間近で
肉のカット体験や持ち帰りも
- 見学は〝お肉博士〟の喜多川さんのガイド付き。加工ラインでは巨大な近江牛を間近にしながら、加工の工程を学びます
- 美しく、無駄がないようカットするには技術力が必要とか。見学者の視線を浴びるため、職人たちのモチベーションもアップしているそう
- 加工体験では、ブロック肉を好みの大きさにカットして、重さを量って1枚1枚トレイに並べます
近江牛の食肉卸と販売を行う「びわこフード」では、肉の加工工程を臨場感たっぷりに見学可能。最初は「お肉検定」1級の資格を持つ〝お肉博士〟から、近江牛のマニアックな座学や工場見学の簡単な説明を受けます。次にマスクやヘアキャップを付けて加工エリアへ。入ったとたん、巨大な肉のかたまりがドーンと目の前に! さまざまな部位の肉を丁寧かつスピーディーに切っていく職人たちの手さばきも見どころです。見学後は肉の加工体験を。自分でカットし、梱包して持ち帰ることができます。リアルな裏側を知ってからお肉を食べると、ありがたみが倍増するとの声も。最後に、新鮮な近江牛のオーダー購入もできるので、お土産にいかが。
- 自分で焼き肉用やステーキ用にカットした近江牛は持ち帰り可能(500g程度)。家でも工場見学の続きを楽しんで
「お肉博士と工場見学 近江牛スゴーイ!!」
- びわこフード/近江八幡市武佐町27-1
- TEL:0748(37)0131
- 見学時間/火金の午前10時~11時30分 ※月木が祝の場合は、水土に開催の場合あり(所要時間/約90分)
- 月水木土日祝休
- 料金/1人4500円(持ち帰り近江牛500g付き)、同伴者500円
- 要予約(同社特設サイト、申し込みフォームから予約を)
- https://biwakofood.jp/factorytour/
ノートができる現場にリアル潜入
限定のオリジナルノート購入も
- 機械の音が響く生産現場では、無線ガイドを使って案内してもらえます。臨場感たっぷりでワクワクしそう
- 「背クロスをまっすぐ」「空気が入らないように」など、随所に細かなこだわりが。長く愛用されているキャンパスノートの秘密を探ってみて
- 工場見学の後にしか利用できないショップ。限定の商品を求めて、遠方の文具ファンが訪れることもあるとか
「ノートといえばキャンパスノート」という人も多いのでは。実は、そのほとんどが滋賀生まれ。文房具や事務機器などを製造・販売するコクヨグループの「コクヨ工業滋賀」で作られているそう。国内最大級という工場では、「無線とじノート」「リングノート」「ルーズリーフ」「コピー用紙」「複写伝票」などを製造。工場見学では、実際に生産現場に足を踏み入れることができ、機械音が響く中でリアルな雰囲気を体感できます。同社ならではのモノづくりのこだわり、紙ゴミゼロ環境への取り組みにも触れられるので、いろいろな知識が身に付きそう。見学後は工場限定のオリジナルキャンパスノートを購入し、思い出とともに持ち帰っては。
- 縦に2冊つながったノートは工場販売の限定品。見た目にもインパクトがあり、持っていると注目されそう(1冊700円)。オリジナルデザインのキャンパスノートもあり
「国内最大級のノート工場見学」
- コクヨ工業滋賀/愛知郡愛荘町上蚊野312
- TEL:0749(37)8017 ※問い合わせ専用ダイヤル
- 見学時間/午前10時~11時30分、午後1時30分~3時(所要時間/約90分)
- 12~2月休
- 料金/無料
- 要予約(同社ホームページ、申し込みフォームから予約を)
- https://www.kokuyo-shiga.co.jp/csr/kps_factorytour/