〝聞こえの悩み〟に補聴器という選択肢を。新日本補聴器センターを見学してきた
こんにちは縁太郎です!
暑い日が続いていますが、そんな時にピッタリの
西野水道に行ってまいりました。
滋賀県指定文化財の西野水道
西野水道は長浜市高月町西野周辺の余呉川氾濫による浸水、飢饉(ききん)を防ぐために
西野山を掘って作られた放水路です。
6年の歳月をかけてノミだけで掘り抜かれた手堀りの岩穴で、およそ220mの長さがあります。
現在はもっと大きな水路が設置され、こちらの水路は使われていません。
ですのでこの水路、琵琶湖側まで歩いて通れるのです。
もちろん電気はついていませんし、足元も整備されていません。
装備をお借りしていざ!
入り口には長靴とヘルメット、懐中電灯があり、これらをお借りすることができます。
大げさな!と思わず全て借りて下さいね。
私は帽子をかぶっていたのでヘルメットはお借りしませんでしたが、
洞窟内で岩に頭を打ちました...。
少しわかりにくいのですが、こちらから入っていきます。
こちらが入り口。もうすでに真っ暗なのがわかりますね。
中に入ると....
暗い!
真っ暗!
当日は一人で行ったのと、他に見学されている方が誰もいなかったのでまさに貸切。
なのであまりの怖さに耐えられず、手ブレして写真が全てピンボケでした!!
後で改めて撮影したのがこれです。
大人が立ってかろうじて頭を打たない高さで、
中に行く程かがまないと進めない位に低くなっていきます。
足元はゴツゴツした岩で水が溜まっており、ひんやりしてとても涼しかったです。
色んな解説看板があったのですが怖すぎて読む余裕がありません。
自分の足音が響きわたり、頭上にはコウモリが!
これはライトを付けて撮った写真ですがライトがないとまさに漆黒の闇!です。
出口が見えてきました。
実際は5分も歩いてないと思うのですが長かった...。
出てきました!
これは出口方向から撮った写真。
左側が通ってきた水路。右は2番目に作られた水路です。
現在使われているのはこちらの水路。
琵琶湖側に抜けると景色がきれい!
江戸時代にタイムスリップしてたりして...などと空想してしまいます。
再度洞窟を通るのは怖いので、第2水路から戻りました。
こちらは懐中電灯なしでも大丈夫ですよ。
現実世界に戻ったようでホッとしました。
江戸時代に手彫りで彫った岩窟、西野水道。
二代目、現在使用されている三代目と、順番に並んでいることから、
その時代の苦労や重みをより感じることができました。
どちらの水路も実際に歩いて、先人たちの思いを肌で感じてみてくださいね。
西野水道
〒529-0273 滋賀県長浜市高月町西野営業時間/終日
アクセス/[公共交通] JR高月駅より車にて10分
[自動車] 北陸自動車道木之本ICより10分
[駐車場] 有