
読者が体験 いつものメイクを〝今どき〟に

定期的な受診が求められている「健康診断」。何らかの指摘が入っている場合、「どうして?」「どう対策すればいいの」と思う人もいるのでは。そこで、知っておきたい原因や対策などを教えてもらいました。 イラスト/オカモトチアキ 記事協力/京都リビング新聞社
健康診断において、「異常なし」以外の判定のことを指す「有所見」。結果の判定区分は健康診断の種類によって異なりますが、一般的に「要経過観察」「要再検査」「要精密検査」「要治療」などと表示されています。
「『要経過観察』と書かれている場合は、医療機関への受診は必要ありません。『要再検査』『要治療』などと記載されていれば、医師に相談してください」と話すのは、京都府立医科大学総合診療科の教授・四方哲(さとる)さん。結果に沿って対処することが大事なよう。

読者にアンケート(※)をとったところ、健康診断を受け、有所見があった項目で多いのが“脂質”で、約30%が該当する結果に。2番目に多いのが“血圧”でした。
それぞれ、有所見が出る主な原因や、有所見が出たときに判定区分を問わず取り組みたい対策などを紹介。読者に聞いた、有所見が出たときに取った行動も参考にして。
※2026年3月にリビング読者にアンケート。有効回答数648
血液中の脂質(LDLコレステロールや中性脂肪)の値が基準値より高い状態を、脂質異常症といいます。食生活の欧米化により、脂質異常症の人は年々増加しているとか。
LDLコレステロールの数値が高い原因として挙げられるのが動物性脂肪の過度の摂取です。一方、中性脂肪の数値が上がる原因には、甘いものやお酒などに含まれる糖分の取りすぎなども影響しているそう。
「脂質異常症はメタボの人に限らずやせ型の人も患います。基本的に無症状ですが、将来、動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心臓病の要因になりえます」。LDLコレステロールや中性脂肪の数値が高い人は「特に症状がないから大丈夫」と思わず、揚げ物や脂身の多い肉を控え、魚や野菜をとるといった食生活の見直しに取り組むことが大切なんですね。
「脂質の数値が基準値より外れている場合には、甲状腺の病気が隠れている場合も。年代を問わず女性はなりやすい病気のため、疲労感やむくみなど、気になることがあれば、医師に相談してください」
