
栗東のコスパ最高フレンチ【Plaisir(プレジール)】

イベントやマルシェ、公園など、いろいろな場所で料理や飲み物を販売するキッチンカー。車の中に調理器具を備えた、いわば〝移動式の飲食店〟です。店主との距離が近く、会話が楽しめるのも魅力のひとつ。滋賀で見つけたキッチンカーに、こだわりを聞きました。
食事系やドリンク、スイーツなど、キッチンカーといっても提供される内容や種類はさまざま。屋外の開放的な雰囲気の中で、バラエティー豊かなグルメを味わえるのが魅力です。
今回紹介するのは、目の前で調理するライブ感に加え、オリジナリティーのあるメニューや料理が楽しめる、編集部が見つけた七つのキッチンカー。イベントなどを巡って、お気に入りを探すのもおすすめです。
どこへ行けば出合えるのか、出店場所など最新情報は各キッチンカーのSNSでチェックして。


店主の宮谷さんは、イタリアンレストランの元メインシェフ。3年前、自身のお店を持とうと考えていたところ、コロナ禍だったこともあり、キッチンカーで開業したとか。看板商品は、独自ルートで仕入れるA4ランクの近江牛を使ったローストビーフ丼。暑さが厳しいシーズンは、スパイシーな「フライドチキンオーバーライス」を中心に販売、好評です。

「スイーツ系にも力を入れていて、マスカルポーネのクリームかき氷(700円)がおすすめです」


JR「おごと温泉」駅近くで、華やかなイルミネーションが話題のカフェ「Hanacoco(ハナココ)」のキッチンカー。車内にイタリア製のエスプレッソマシンを積み込んでおり、香り高いコーヒーが自慢です。ホットドッグは、フワッとしたブリオッシュのパンもバターも自家製。出来たてが提供されます。

「夜のイベントに出店することも多く、その際はお酒のメニューも充実させています」


店主のけんちゃんこと、大野健太さんの温かな雰囲気に引かれ、会話を目当てに訪れる人も多いというこちら。ミネストローネやクラムチャウダー、サムゲタンといった手作りのスープとおにぎりが味わえます。〝大人も子どもも食べやすいメニュー〟をモットーに、常に各2~3種を用意。内容は季節に応じて変わるので、何度も足を運べそう。

「暑い時期は冷製スープも登場しますよ。イベントで見つけたら、声をかけてくださいね」


小麦や卵など、滋賀県産の素材を使うクレープ店。目の前で焼いてくれるので、生地のもっちり食感とフチ部分のカリッとした香ばしさも楽しめます。注目は、管理栄養士の資格を持つ店主・上野みゆきさん考案の「おかずクレープ」。ソーセージやシーフードサラダなど全3種あり、一日に必要な野菜量の1/3ほどにあたる約100gの野菜が入っているそうです。

「『デザートクレープ』は常時5種類ほどあり、チョコソースや、トッピングのクッキーなども全て手作りです」


2003年創業、愛荘町のカレー専門店「カレーダイニングアジアン」は、店主の辻康治さんが自ら育てた近江米や厳選した野菜を使用したカレーが評判。同店のキッチンカーが「味杏食堂」です。100時間かけて仕込み、野菜のうま味を引き出した人気の「熟成カレー」(500円)のほか、5種類のカレーを提供。甘口もあり、幅広い世代に親しまれています。

「オリジナルの唐揚げも人気。3個で300円です」


アメリカやカナダで、長年バリスタとしてカフェを営んでいたオーナーによるキッチンカー。コーヒー以外にもドリンクメニューが豊富で、爽やかなソーダ類も人気だとか。レモネードは、皮ごと食べられる自家製のはちみつ漬けのレモンを使用。運が良ければ農福連携カフェ「ink守山」のマフィンが味わえる日も。コーヒーとも好相性です。
「滋賀県は琵琶湖周辺の開放感がちょっぴりアメリカを思わせます。お気に入りのドリンクとともにアメリカの雰囲気も味わって」


揚げたてでカリッ、フワッとした食感が評判。作り置きをせず、注文ごとにその場で揚げてくれます。人気は「禁断のきなこあんバター」。ぎっしりのあんこの甘さを引き立てる、じゅわっととろけたバターのコク、香ばしいきなこの風味が堪能できます。アイスと揚げパンを組み合わせたパフェも人気で、〝アツアツとひんやり〟のコントラストが魅力です。

「今年で8周年を迎えました。シンプルな揚げパンは1個300円。パフェは600円です。マルシェやイベントでお待ちしています」