
「語彙爆発の到来」【こそだてDAYS】

※2025年8月、リビングメール会員にアンケートを実施。有効回答数734人
撮影/橋本正樹、山㟢晃治ほか 紙面協力/京都リビング新聞社
実際、60歳以上の女性労働者の就業率は年々増加。定年を超えても仕事を続ける、就労意欲のある女性が増えているよう。
本紙の女性読者へのアンケートでも、約80%が「60歳を超えても働きたい」と回答しました。「同じ職場の60歳以上の人が、とても若くて元気だから」といった声も。
そこで今回は、生き生きと働くオーバー60の女性読者3人を取材。それぞれの働く理由や仕事についての考え方を紹介します。
※「在職老齢年金制度」は、企業で働きながら年金を受給する高齢者について、毎月の賃金(ボーナスも含めた年収の12分の1)と厚生年金の月額の合計が基準額の51万円を超えると、超過分の厚生年金の半額が支給停止となる支給調整制度。4月から、基準額が65万円に引き上げられました

59歳以下の女性読者で、「60歳以上も働きたい」人は約80%。その理由でもっとも多かったのは「老後のお金のため」。一方で、「社会と関わりたい」「仕事が好き」「健康のため」といった理由も挙がりました。

左)「生活のため、と深刻に働くのは大変。いつも笑っているように心がけています」と飯島さん
右)休日も御朱印集めやライブ、友人とのランチなど積極的に楽しんでいるそう
15年前の離婚を機に就職活動をし、週5日、フルタイムの契約社員として働き始めました。郵便物の受け付けと、取り扱っている食品などの販売が主な業務です。
「子どもたちとの生活費のため、というのが就労した一番の理由ですが、もともと人と接するのが好き。地域の方がわざわざ顔を見に来てくださったり、紹介した商品を喜んでくださったりするのが何よりのやりがいです」
4年後、65歳で定年を迎えますが、その後も何かしら仕事をしたいと話します。
「社会と関わり続けていたい。一人の時間は大切だけど、孤独は嫌ですね。人と会うことでメイクなど外見にも気を遣うので、自分のテンションも上がります」
そういう飯島さんの手元を見ると、上品なピンクのネイルがキラリ。「娘が勧めてくれて。お客さまがほめてくれることもあるんですよ」。支えてくれた家族や友人のためにも生き生きと働き、笑顔でい続けたい、と話してくれました。